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福岡藩磁器御用窯跡

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年10月12日更新
  筑前で最大の磁器の窯跡です。現在須恵町上須恵にあります。須恵焼は、江戸時代の宝暦14(1764)年、肥前陶磁の影響の下で開窯し、明治35(1902)年頃の閉窯まで約140年間継続しました。福岡藩の寺社奉行に所属する新藤安平が個人的に開始したものから発し、後に福岡藩の藩窯となり、須恵皿山役所が設置されました。皿山役所には二つの時期があります。
 須恵焼の製品は肥前陶磁の影響が強くみられます。幕末期には極めて精緻な製品が、肥前・瀬戸・明・清などの影響のもとに焼かれています。また明治期の金錆染付(きんさびそめつけ)製品は須恵焼独特のもので、他に類例を見ないものです。黒田の殿様用に焼かれた藩用物は江戸をはじめ各地の領主などに、筑前焼もしくは須恵焼として贈られました。
昭和55年3月1日 県史跡に指定されました。

『筑前国続風土記附録』皿山陶器所図のレリーフです(アザレアホール)  窯跡の全景写真です    江戸時代の本窯跡です  明治期の新窯の焚口です

黒田家家紋入りの須恵焼です   須恵焼染付の集合写真です   金錆染付の集合写真です