町長の部屋

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就任のごあいさつ

先に執行されました須恵町町長選挙におきまして、町民の皆様から信任をいただき、2期目の当選をさせていただくことができました。5月から2期目のスタートとなり、改めて町政運営を担っていく重責に、身が引き締まる思いがいたしております。

今回の選挙は、投票という形ではありませんでしたが、町民の皆様と歩んできた4年間の取組みについて、一定程度の評価をしていただいたものと思っております。町民皆様のご支援、須恵町議会のご理解、そして須恵町役場職員のご協力に心より感謝いたしております。

4年間を振り返りますと、全国的に災害が多発する中、須恵町では毎年のように避難指示を発令する大雨や台風はございましたが幸いにも大きな災害に見舞われなかったことや、経済面では、福岡都市圏の地の利を生かして2万9千人を超える人口となり、緩やかではありますが現在も増加傾向にあります。また、町内事業所の増加などにより財政面では町の貯金である財政調整基金も現状維持ができております。

この他に、交通安全対策として高齢者運転免許証返納支援事業の開始や防災対策として20行政区に自主防災組織設置及び庁舎非常用電源設備の改修、教育環境の整備として小中学校全室にエアコン設置、トイレ洋式化、公共施設の長寿命化対策として公共施設大規模改修事業などを実施いたしました。

また、ふるさと応援寄付金の事業強化やマイナンバーカード普及促進、くらしのコミュニティ事業の推進などは今後も継続して進めてまいります。更にごみ処理施設やし尿処理施設の整備など懸案事項が山積しておりますが、町政運営に粉骨砕身、全力で取り組む覚悟でございます。

私は、須恵第二小学校を卒業後、昭和53年に須恵町に奉職、平成20年より教育長、26年より副町長を務めさせていただきました。約40年間の行政経験の中、須恵町の移り変わりを肌で感じてまいりました。須恵町には、古き良き伝統を守りつつ、新しい地域づくりのため、町民と行政が共に汗をかく、全国に誇れる「須恵気質」が根付いています。これは、先人たちが残されてきた「宝」です。これからも、この「宝」を大切にし、町民皆様の思いをつなぎながら、「知恵を出し合い みんなでつくる 安心して住めるまち」の実現に努め、若者が住み続けたくなる魅力ある須恵町づくりに邁進していく所存でございます。

初心を忘れることなく、また、歩みを止めることなく、今後4年間の町政運営に全力を傾注してまいる所存であります。引き続き、町民の皆様には、これまで以上のご理解ご協力をお願いしまして2期目の就任にあたっての挨拶とさせていただきます。
 

須恵町長 平松 秀一

この記事に関するお問い合わせ先

総務課 庶務係

〒811-2193
福岡県糟屋郡須恵町大字須恵771番地
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