子宮頸がん予防ワクチンの接種について

更新日:2024年04月01日

子宮頸がん予防ワクチンについて

 ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性経験のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんを始め、肛門がん、膣がんなどのがんや尖圭コンジローマ等多くの病気の発生に関わっています。
HPV感染症を防ぐワクチン(HPVワクチン)は、小学校6年~高校1年相当の女子を対象に、定期接種が行われています。

 

厚生労働省
ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/index.html

9価ワクチン(シルガード9)の定期接種について

これまでは、2価(サーバリックス)と4価(ガーダシル)の2種類のワクチンが対象でしたが、令和5年4月1日の接種から9価のHPVワクチン(シルガード9)が追加されました。

対象者について

定期予防接種

小学校6年生~高校1年生相当の女子です

キャッチアップ接種

平成25年6月から令和3年11月までの間、国が積極的な勧奨を差し控えたことから、接種を受ける機会を逃し、未接種あるいは接種回数が不十分である人がいると考えられます。
接種機会を逃した次の対象者は、実施期間中の3年間、不足分の接種を無料で受けられるようになりました。

対象者:平成9年4月2日から平成19年4月1日生まれの女子の方

●平成18年4月2日から平成19年4月1日までの間に生まれた女子の方
令和4年度:通常の定期接種期間
令和5年度:キャッチアップ接種期間
令和6年度:キャッチアップ接種期間(令和7年3月31日まで接種可能)

●平成19年4月2日から平成20年4月1日までの間に生まれた女子の方
令和4年度:通常の定期接種期間
令和5年度:通常の定期接種期間
令和6年度:キャッチアップ接種期間(令和7年3月31日まで接種可能)

 

★子宮頸がん予防ワクチンの任意接種費用の払い戻しについて
子宮頸がん予防ワクチンの積極的勧奨の差し控えにより、定期接種の機会を逃した方(キャッチアップ接種対象者)が、定期接種の年齢(小学6年生~高校1年生相当)を過ぎて、任意接種として自費で接種した場合の、接種費用の払い戻しをいたします。

※9価ワクチンは払い戻しの対象外です。
※実費相当に接種した交通費、宿泊費、文書料等は払い戻し金額に含みません。
※必要書類(領収書及び明細書等)がない場合、母子手帳に記載されている接種履歴や予診票の控えでも申請はできます。その場合は、申請年度における須恵町が定める基準単価から事務費等を除いた額を支 払います。役場にご相談ください。
 

申請期間
令和7年3月31日まで

申請手続き
1.様式第1号(様式第1号(PDFファイル:145.7KB))の申請書に下記の2~4を添えて、こども家庭課に郵送又は持参により申請してください。

2.接種費用の支払いを証明する書類(領収書及び明細書、支払証明書等)
※接種日、ワクチン名、ワクチンの料金、医療機関名が記載されているもの。
※原本に限ります。

3.接種記録が確認できる書類(母子健康手帳「予防接種の記録」欄の写し等)

4.ヒトパピローマウイルス感染症にかかる任意接種償還払い申請用証明書→様式2号
様式2号(PDFファイル:63.5KB)

<上記提出書類の注意>
※2か3のどちらかがあれば、申請できます。
※2と3両方あれば、両方提出してください。
※2と3両方なければ、4を接種した医療機関に書いてもらって役場に提出してください。
 

接種について

接種スケジュール

子宮頸がん予防ワクチンには3種類あり、接種するワクチンや年齢によって、接種のタイミングや回数が異なります。

どのワクチンを接種するかは、接種する医療機関にご相談ください。

※交互接種(2価・4価のワクチンを1回または2回接種した方が、途中から9価ワクチンに変更し、残りの回数を9価ワクチンで完了する接種)の場合の接種スケジュールは、9価を3回接種するスケジュールと同様です。

接種費用

対象年齢内の方は無料

町内定期予防接種実施医療機関一覧

町内実施病院
市外局番:092 電話番号
きよいファミリー内科 957-6777
正信会 水戸病院 935-3755
貫内科 933-5111
須恵町ゆうろう内科クリニック 410-2334

 

20歳になったら子宮頸がん検診を受診しましょう

子宮頸がんは早期がんのうちに治療すれば治癒率も高く、子宮を温存できる可能性も十分にあります。しかし、進行がんになると再発率・死亡率も高くなります。ワクチンによるHpv感染予防を期待できるのは、初めての性交渉の前です。
子宮頸がんを予防するには「発病原因であるウイルス感染予防のためにワクチン接種を行う一次予防」と「がんの早期発見・早期治療のために検診を定期的に受診する二次予防」この2点が重要です。

 

子宮頸がん予防ワクチン接種後に生じた症状の相談について

 

■接種後に、健康に異常があるとき

まずは、接種を受けた医師・かかりつけの医師にご相談ください。
各都道府県において、

 

「ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関」

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/medical_institution/index.html

を選定しています。
協力医療機関の受診については、接種を受けた医師又はかかりつけの医師にご相談ください。
 

■不安や疑問があるとき、困ったことがあるとき

各都道府県において、衛生部局と教育部局の1箇所ずつ「ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に症状が生じた方に対する相談窓口」

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/madoguchi/index.html

を設置しています。

■ 厚生労働省 相談窓口

・子宮頸がん予防ワクチンを含む予防接種、インフルエンザ、性感染症、その他感染症全般についての相談
厚生労働省 感染症・予防接種相談窓口※令和4年4月1日から電話番号が変わりました
電話:050-3818-2242
受付時間:月曜日~金曜日 午前9時~午後5時(ただし、祝日・年末年始除く)

 

 

 

この記事に関するお問い合わせ先

こども家庭課 こども家庭支援係

〒811-2193
福岡県糟屋郡須恵町大字須恵771番地
電話番号:092-932-1151(内線168)
ファックス番号:092-933-6626

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