水道管から赤い水が出るのはなぜ?どうすればいいの?

更新日:2024年11月29日

赤い水が出る原因は?

・家の中の給水管が古くなり、鉄分が管から剥がれ落ちる。

・水道管の突発的な事故や、火災で消火栓から大量の水を出したり、緊急断水などによって、配水管内に水流の変化が起き、鉄分が剥がれ落ちる。

などの原因から赤い水が出ることがあります。

水質の基準はどうなっているの?

国の基準では、鉄分は1リットルあたり0.3mg以下となっています。これを超えるとただちに健康を害するわけではなく、基準を超えると水に色がついているのが見えるようになり、味も劣るからです。

鉄は人体に必須なミネラルであり、1日に必要な鉄の摂取基準は7.5~10.5mgとされています。

使っても大丈夫?

洗濯などをされると衣類が染まってしまう恐れがあるので、ご使用を避け、散水栓などでしばらく水を出し、透明になってからご使用ください。

また、鉄は人体への吸収率が低く、大部分が排出されるので、少量の赤水を飲んでも直ちに有害ということはありません。誤って大量の赤水を飲用した場合は、医師にご相談ください。

万が一、衣類に鉄分がついた場合、それを除去する場合は、クエン酸、重曹、酸化漂白剤、還元系漂白剤、の使用が有効です。

この記事に関するお問い合わせ先

上下水道課 上水道係

〒811-2193
福岡県糟屋郡須恵町大字須恵771番地
電話番号:092-932-1151(内線235)
ファックス番号:092-931-1827

メールフォームによる問い合わせ