熱中症に気をつけましょう

更新日:2024年04月16日

熱中症とは

熱中症とは、暑い環境で体温の調整ができなくなった状態で、めまいや吐き気、頭痛、失神等様々な症状をきたし、最悪の場合は死に至る疾患です。誰でもなる可能性があり、運動中だけでなく、室内でも起こります。日頃からしっかり予防するようにしましょう。

熱中症警戒アラートの実施について

「熱中症警戒アラート」は、熱中症の危険性が極めて高くなる暑熱環境が予測される場合に、国民に予防行動を促す事を目的として環境省から発表されます。熱中症警戒アラートが発表された際には、室内から外に出ないようお願いいたします。

熱中症を予防するには

1.こまめな水分摂取

・喉が渇かなくても水分をこまめにとりましょう。
※アルコールは利尿作用があるため、逆に脱水を進めてしまいます。
・汗をたくさんかいた時は、スポーツドリンクなどで水分と塩分を補給しましょう。
・一度にたくさん飲まず、適量を小分けにして飲みましょう。

2.服装の工夫

・襟元を緩め、風通しのよい服装にしましょう。
・外出時は、帽子や日傘を使用しましょう。
・汗を吸収し、通気性のよい素材の衣服にしましょう。

3.暑さを避ける

・直射日光を避け、日陰を歩くようにしましょう。
・炎天下や高温多湿下での作業や激しい運動はできるだけ控えましょう。
・無理をせず、エアコン等の空調を使用しましょう。
・室内の温度・湿度をチェックしてみましょう。

4.健康づくり

・睡眠を十分にとり、バランスの良い食事をこころがけましょう。
・体調の悪い時は無理をしないようにしましょう。
・短時間の軽い運動をする習慣をつくり、暑さに慣れるようにしましょう。
※無理な運動は控えましょう。

応急処置

・涼しい環境への避難
⇒エアコンのきいた室内または日陰で風通しのよい場所で安静にしましょう。
・脱衣と冷却
⇒衣服を脱いで熱を逃がす、水を浴びる、風を送る、氷のうで冷やす等により、体温を下げる工夫をしましょう。
・水分・塩分補給
⇒嘔吐の際は、誤嚥の危険があるため、無理な摂取は控えましょう。
※アルコール、カフェインは尿量を増し、脱水が進む可能性があるので控えましょう。
汗で失われた塩分も補給できる、経口補水液(水に食塩とブドウ糖を溶かしたもの)やスポーツドリンクが最適です。
自力で水分補給ができないことが医療機関へ搬送の目安となります。重症にならない前に早めに対応しましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

地域振興課 環境・衛生係

〒811-2193
福岡県糟屋郡須恵町大字須恵771番地
電話番号:092-932-1151(内線217)
ファックス番号:092-931-1827

メールフォームによる問い合わせ