「ナガミヒナゲシ」にご注意ください

更新日:2025年05月27日

ナガミヒナゲシとは

ナガミヒナゲシは、地中海沿岸原産のケシ科の一年草で茎の高さは、10センチメートルから最大60センチメートル程度。4月から5月頃にかけて丸みのある淡赤色の花を咲かせる植物で、道端などで見かけます。

ちょうど梅雨にあたる6月頃に種がこぼれ落ちます。雨で濡れたタイヤや靴裏に種がくっ付き、道路沿いのあちこちに落下することで、分布範囲を拡大させています。

ナガミヒナゲシは「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(外来生物法)」の指定はされていませんが、繁殖力の強い外来生物です。繁茂・群生することにより在来植物に影響を及ぼす恐れがあります。また、アルカロイド性の有毒成分を有しているため、素手で茎を触ったり折ったりすると、手がかぶれるおそれがあります。

ナガミヒナゲシ

駆除のポイント

・手がかぶれる恐れがありますので、直接触らないように気を付けてください。

・軍手やゴム手袋を着用し、根から引き抜き、「燃えるごみ」として出してください。

・ほかの草類や剪定枝と一緒に「須恵町環境美化集積所」に搬入しないでください。

草の資源化処理を行いますので、種子が生き残り、分布域を拡大させてしまう恐れがあります。

・株が多くて引き抜けない場合は、地上近くで刈り取ってください。

・果実が熟して上部に隙間ができると種子が飛散します。熟す前に果実を刈り取ると、繁殖抑制に効果があります。

この記事に関するお問い合わせ先

地域振興課 環境・衛生係

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