ゼロ・カーボンシティ宣言

 須恵町は令和4年第1回須恵町議会定例会において、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロとする「カーボンニュートラル」の実現を目指すことを宣言しました。
 町では、二酸化炭素を削減するための取組について考え、お知らせしていきます。
 住民・事業者・行政が一体となって一緒に実行していきましょう。

左から 平松町長、稲永副町長

近年の地球温暖化による気候変動は、猛暑や集中豪雨等を招き、私たちの生活に深刻な問題を招いています。
2015年に合意されたパリ協定では「産業革命以前と比較して世界の平均気温上昇幅を2度よりリスクの低い1．5度に抑えるよう努力する」との目標が国際的に広く共有されました。その後2018年に公表されたIPCC（国連の気候変動に関する政府間パネル）の特別報告書では「気温上昇幅を2度より低い1．5度に抑えるためには、2050年までに二酸化炭素の実質排出量をゼロにすることが必要」とされています。
須恵町では、「水と緑と光の町 すえ」を将来像に掲げ、自然とふれあい町民が健康で安心安全に暮らせるようなまちづくりを進めてきました。私たちが自然を守るため、そして豊かな生活を送るため、この環境を次世代に引き継ぐため、2050年までに二酸化炭素排出量を実質上ゼロにする「ゼロカーボンシティすえ」を宣言し、町民や事業者と共に実行することを宣言します。

令和4年3月2日

須恵町長 平松秀一