生活保護のあらまし
生活保護とは
さまざまな事情から生活に困窮した時に、生活を援助する仕組みとして生活保護制度があります。
この制度は、生活にお困りの人に対し、その困っている状況や程度に応じて、健康で文化的な生活ができるよう、また、一日でも早く自分自身の力で生活できるよう、お手伝いすることを目的としています。
生活保護を受けることは国民の権利ですから、生活に困っているときは、資産を生活の維持に活用し、能力に応じて働くよう努力し、受けられる範囲内で民法上の扶養を受けることなどを前提に、誰でもがうけることができます。
生活保護のしくみ
国の定めた最低生活費と、あなたの世帯のすべての収入をくらべて、最低生活費より収入が少ないときに、その不足分が支給されます。
(注意)国の定めた最低生活費とは、食費や衣服費、電気、ガス、水道など日常生活に必要とする費用と、家賃や義務教育に必要な費用、医療費などをたしたものです。この最低生活費は、家族の年齢や人数などで異なります。
(注意)収入とは、年金や手当、給料など、あなたの世帯のすべての収入です。このうち働いて得た収入は、一定の控除額が認められています。
更新日:2022年02月17日