令和3年12月議会 新型コロナウイルスワクチン接種事業の今後について（町長報告1）

須恵町は、1回目・2回目の接種完了を11月末として、集団及び個別接種を実施してきました。その結果、12歳以上の接種対象者の接種率は、1回目の接種率は約83％、2回目の接種を終えられた方は約80％となり、希望する方への接種を概ね完了とし、集団接種は11月末をもって一旦終了しました。まだ、1回目・2回目の接種が完了していない方や、12歳の誕生日を迎え新たに接種の対象となった方に対しては、継続して個別接種にて接種機会の提供をしていきます。

さて、12月から始まった追加接種（3回目接種）は、2回目の接種完了したすべての方を対象としていますが、18歳以上の方に対する追加接種としてファイザー社ワクチンが薬事承認されたことを踏まえ、まずは18歳以上の方に対し接種を開始し、接種間隔は、2回目接種完了から原則8か月以上として、1回接種を行い、期間は令和4年9月30日まで実施します。

ワクチンの種類は、当面は薬事承認されているファイザー社ワクチンを使用しますが、国が示す須恵町へのワクチン納入予定では、 ファイザー社及びモデルナ社が予定されており、複数種類のワクチンを取り扱うことが想定されます。よって、接種会場ではワクチンを混同することがないよう工夫をする等十分注意し、間違い接種がないよう安全なワクチン接種を進めてまいります。

本町の追加接種予定は、来年1月中旬ごろから町内医療機関にて、医療従事者の方に対して接種を開始し、一般の方は2回接種完了が早い方で6月末頃のため、来年3月上旬から集団接種の再開を検討しています。個別接種においては、須恵町医師会と協議しながら開始時期を決めて実施します。

接種券の発送は、2回目接種完了後8か月を迎える頃に、町から対象者の方に順次発送いたします。

また、国が検討している、5歳以上11歳以下の小児への接種対象拡大については、2回接種することを前提に、実施体制及び接種実施医療機関等の確保が求められているため、接種可能となった場合に対応できるよう検討していきます。

追加接種及び小児に対する接種に関しては、まだ未確定な部分もありますが、国の方針に柔軟に対応しながら、町民の方が安全に接種できるよう、接種体制の構築に努めてまいります。