令和4年9月議会 オミクロン株対応ワクチンの接種について（町長報告5）

新型コロナウイルスワクチンのオミクロン株に対応した、新しいワクチンの接種が10月半ば以降から開始される予定です。国からは、初回接種（1・2回接種）を完了した全ての住民を対象に実施することを想定して、準備を進めるよう求められており、本町では、約21,000人の方を対象として、接種体制の構築をしています。使用するワクチンの種類は、オミクロン株（BA.1）と従来株に対応した2価ワクチンを使用するとされており、薬事上の承認がなされれば、9月中には輸入される見込みです。

厚生労働省は、仮にオミクロン株対応ワクチンの接種間隔を5か月とした場合、4回目の接種をした高齢者は1月ごろまでに次の接種機会が来ることが想定されるため、令和4年9月30日までとなっている特例臨時接種の実施期間を、今年度末まで延長するよう調整しているとのことです。
接種券については、既に発送している未使用の3回目・4回目の接種券も使用することが可能と想定されおり、現時点での発送対象者を、4回目の接種を完了された方と、3回目の接種を完了し4回目の接種券を送付していない方として準備を進める予定です。

オミクロン株対応ワクチン接種に必要な費用については、引き続き、国が全額を負担する方針のもと、必要な予算については今後措置するとなっています。本町の予算においては、当面の間は当初予算を使用させていただき、国の方針が確定してから補正予算提出を予定しています。

新しいワクチンの接種が始まる見通しのため、従来ワクチンの接種控えが懸念されますが、従来ワクチンもオミクロン株への一定の効果は示されていますので、接種可能な方は時期が来たら速やかに検討していただきますようお願いします。

オミクロン株対応ワクチンの接種対象者や接種間隔、実施期間、ワクチンの供給スケジュール等の詳細はまだ決まっていない現状ですが、今後も、国の方針に柔軟に対応し、医療機関のご協力をいただきながら、ワクチン接種を希望する方への接種機会の提供をし、この事業を進めてます。