須恵町アピアランスケア推進事業
アピアランスケアとは
アピアランスケアとは、治療に伴う外見の変化に対し、“その人らしくいられる”ように、外見とともに周りの環境や患者さん本人の気持ちを整えるサポートです。
ただし、治療で外見が変化しても、必ずアピアランスケアを行わなければならない、ということはありません。治療により変化した外見であっても、そのままでいいという気持ちを大切にし、あえて手を加えない方もいらっしゃいます。
もしあなたが、外見が変化したことで「周りの人からどう思われるか気になる」「自分らしさがなくなったような気がする」「治療をする気になれない」などと思われるのであれば、アピアランスケアについて考えてみてください。
アピアランスケア推進事業について
須恵町では、がん治療に伴う心理的負担を軽減するとともに社会参加を促進し、療養生活の質の向上を目的に、医療用ウィッグや補整具等の購入費を助成します。
対象者(以下の条件すべてを満たす方)
1.須恵町内に住所を有する人
2.がんの治療(手術、薬物治療、放射線療法等)を受けた人あるいは、現に受けている人
3.他の事業において、同様の助成支援を受けたことがない人
助成の対象となる用具と助成額
購入費の1/2 (1.と2.それぞれ1回を限度に助成)
1.医療用ウィッグ等:医療用ウィッグ、 装着用ネット、毛付き帽子
(助成上限額 20,000円)
2.補整具等:補整パッド、補整下着、専用入浴着、弾性着衣(弾性ストッキング、弾性スリーブ、弾性グローブ)、エピテーゼ
(助成上限額 10,000円)
注意事項
- 付属品並びにケア用品(クリーナー、リンス及びブラシ等)、購入のために要した交通費及び郵送費等は助成の対象外となります。
- 医療用でないウィッグは助成の対象外となります。
申請の手続き
下記1.~5.の書類をそろえて、健康増進課窓口に提出もしくは郵送してください。
1.須恵町アピアランスケア推進事業助成金交付申請書兼実績報告書
(健康増進課窓口にて配布、もしくはHPからダウンロード 交付申請書兼実績報告書(PDFファイル:174.9KB))
2.須恵町内に住所があることが分かる書類
3.がんの治療を受けたこと又は現に受けていることが確認できる書類の写し
4.用具の購入に係る領収書の写し及びその明細書の写し
5.振込口座の確認ができるもの(通帳等)の写し
申請の期限
購入した日の属する年度の末日まで(ただし、がん治療や症状の悪化などの事情により、当該年度内に申請できない場合は翌年度に行うことができます。)
アピアランスケアに関するリーフレット
このリーフレットは、横浜市、横浜市内でアピアランスケアに取り組む医療者、国立がん研究センター中央病院が協力して作成されたもので、掲載許可をいただき掲載しています。
特にがん患者さんが悩むことの多い4か所(髪、爪、肌、眉毛・まつ毛)と乳がん手術後のケア方法や、ウィッグの探し方・選び方について、医療者の立場からのアドバイスが載っていますので、ケアの参考にお使いください。
このリーフレットは個人や医療従事者の使用を目的として作成されています。商用利用はご遠慮ください。患者会等で使用をご希望の方は、事前に下記までご相談をお願いします。
- 国立がん研究センター中央病院 アピアランス支援センター
- 横浜市 医療局 地域医療部 がん・疾病対策課
更新日:2025年09月04日