大人の風しん予防接種の費用助成について
免疫のない女性が、妊娠初期に風しんにかかると、赤ちゃんが目や耳などに障害を持って生まれる『先天性風しん症候群(CRS)』になる可能性があります。
須恵町では妊娠中の風しん感染や先天性風しん症候群を予防するため、任意で受けられる風しん予防接種費用の一部を助成することにしました。
助成の対象者
風しん抗体検査を受けた結果、抗体価が低いことが判明した次の人
- 妊娠希望者(妊婦は除く。妊娠中の予防接種はできません。)
- 配偶者(パートナー)
- 同居者(生活空間を同一にする頻度が高い家族など。)
配偶者(パートナー)、同居者(生活空間を同一にする頻度が高い家族など。)は妊娠希望者・妊婦が、風しん抗体検査で抗体価が高いことが確認されている場合には対象になりません。
助成額と助成回数
- 自己負担した予防接種費用のうち5千円を上限とした助成
- 一人 1回のみ
助成の対象となる接種ワクチン
どちらか一方の接種になります。
- 風しんワクチン(単独)
- MR(麻しん風しん混合ワクチン)
申請期間
予防接種実施日の翌年度4月30日までに申請
(例)令和7年4月1日から令和8年3月31日までに接種
令和7年4月1日から令和8年4月30日までに申請
助成までの流れ
1.抗体検査の結果を確認し、医療機関で予防接種を受け、一旦予防接種費用を全額支払います。
接種後、下記の必要書類を準備し須恵町役場健康増進課の窓口で交付申請をしてください。
必要書類
- 申請書(窓口にあります。ダウンロードも可能です) 交付申請書兼請求書(様式第1号)
- 風しん抗体検査結果で抗体価が低いことを証明する書類 結果票等
*被接種者が配偶者(パートナー)または同居者等の場合は、妊婦等の抗体価が低い検査結果の書類も必要です。 - 被接種者名、接種日、予防接種の種類、かかった金額がわかるもの 領収書・予診票の控え等
- 接種を受けた人名義の金融機関の口座がわかるもの
風しん予防接種費用助成金交付申請書兼請求書(様式第1号)(PDFファイル:117.7KB)
2. 助成の決定
申請後に審査の上、申請者本人に決定通知書を通知し、決定した場合は、指定の口座に振り込みます。
3. その他
女性が接種を受ける場合は妊娠していないことを確認してください。なお接種後2ヶ月は妊娠を避けてください。
この予防接種は任意接種で希望する人に対して助成を行うものです。
予防接種法に基づかない任意接種のため、健康被害については「医薬品副作用被害救済制度」(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)が適用になります。
風しん抗体検査について
福岡県では風しんの抗体があるかどうかを調べる検査を無料で実施しています。
予防接種を受ける前に、必ず風しん抗体検査を受けて該当の有無を確認ください。契約医療機関では無料で検査を受けることができます。詳細は粕屋保健福祉事務所または医療機関へお問い合わせください。
福岡県粕屋保健福祉事務所 感染症係 電話 092-939-1746
更新日:2025年06月03日