校区コミュニティとは

更新日:2021年10月29日

(1)校区コミュニティの位置付け

校区コミュニティは行政区や各種団体等が単独では解決できない課題や問題を校区の方々が協力することで解決する「行政区・各種団体等連合体」です。

行政区や各種団体は社会構造等の変化に伴い、様々な課題を抱え運営をしています。その課題解決を進めるため「連合体」を結成し、合同事業の開催や組織統合、予算の共有化などを推進することを主な目的としています。

言い換えれば行政区や各種団体で解決できる課題や動きやすい事業は継続して行うことも校区コミュニティ推進の大きなカギとなります。

「すべてを校区でやらないといけない!」という考え方ではなく、「校区で一致団結してやったほうが効率的なんで協力してやろう!」という目的が同じ団体などがつのる「協働」の概念が働いています。

(2)なぜ「校区単位」なのか

須恵町では「小学校区」を新たな単位として設定しています。

一般的には、地縁関係(地域の知り合い関係)が多いエリアが小学校区と言われています。本町は3小学校区内に行政区が均等に配置され、各小学校区が1万人前後の人口分布で適していたこともその原因です。

しかしながら、近年の宅地開発等の進行状況等もあり、各小学校区の人口構造に格差が生じています。

(3)校区コミュニティの推進意義とその方向性

校区コミュニティの目的は、様々な地域課題を解決し、校区規模のまちづくり(住みよいエリア)を構築することです。「住みよいエリア」の構築には生活に関わる様々な分野の取組が必要となります。

現在、校区コミュニティの認識は「学校と地域のつながり」「子供を中心とした取り組み」を続けていくことが主であると考えられていますが、それらは「住みよいエリア」にするための一部であり、その他、多くのことが存在することは、コミュニティ関係者を含め、すべての住民及び行政が認識する必要があります。

今後は以下のような様々な分野も「校区単位」でとらえ、地域にとって必要なものを事業展開していく必要があります。

ただし、「校区単位」で効果が薄い事業もありますので、それは引き続き「行政区単位」「各種団体単位」で進めていきます。地域課題の内容に応じたエリア選択についても校区コミュニティ内で検討、選択しながらより効果の高い事業展開を行っていく必要があります。

校区コミュニティで行える分野一覧

この記事に関するお問い合わせ先

まちづくり課 コミュニティ係

〒811-2193
福岡県糟屋郡須恵町大字須恵771番地
電話番号:092-932-1151(内線343)
ファックス番号:092-933-6579

メールフォームによる問い合わせ