須恵焼 金錆染付酒注

更新日:2021年10月29日

金錆染付の焼き物に魚の絵が描かれた酒注の写真
須恵焼 金錆染付酒注の詳細
名称 須恵焼 金錆染付酒注 (すえやき きんさびそめつけさけつぎ)
員数 一体
指定年月日 平成17年7月19日
所在場所 須恵町大字須恵77-1 町立美術センター 久我記念館
所有者名または
名称及び住所
個人蔵
種類 有形文化財 (工芸)
品質及び形状 磁器(須恵焼)
寸法及び重量
  • 口径4センチメートル
  • 高台径11.8センチメートル
  • 高さ29.9センチメートル
作者 不詳 吉嗣拝山(書)村田秋江(絵付け)
製作の年代 明治22年ころ
品質、奥書、銘文等 筑前の書家吉嗣拝山による書および村田秋江による絵付けが施された作品である。
書は七言絶句「故人相遇慰重游 浞是絃歌有莫然 紫蟹黄花杯在手 歡娯話舊越山穐(秋) 巳丑春晩 併録舊作 為 精一居士 拝山左手」が書かれ、書の左下に蟹が描かれている。書の裏側に「明治巳丑春日 秋江写 鱖魚」と書かれ、魚(鱖魚か)が描かれている。
伝来その他参考となるべき事項 書および絵付が行われたのは銘文から明治22年で、この頃の作品と思われる。
また、吉嗣拝山の書にみられる「精一居士」とは須恵村初代村長田原精一氏のことを指し、本資料の年代と、須恵村の発足した年代とが一致することから、両者の間に何らかの関係がある可能性がある。

この記事に関するお問い合わせ先

社会教育課
〒811-2114
福岡県糟屋郡須恵町上須恵1180-1

電話:092-934-0030
ファックス:092-934-0035
メールでのお問い合わせはこちら

メールフォームによる問い合わせ