須恵町ユニバーサルデザイン推進計画を策定しました
須恵町ユニバーサルデザイン推進計画
ユニバーサルデザインとは、『基本的人権の尊重』を基本理念として、障害の有無、年齢、性別、国籍、人種などにかかわらず、すべての人が心豊かに暮らせるような社会を創っていこうとする考え方のことです。この考え方に基づき、さまざまな人に配慮して、はじめから利用しやすいまち、施設、製品、環境、サービスなどの実現に努めていくことにより、ユニバーサルデザインの取り組みが目に見える形で進んでいきます。
人は、一人ひとりの特性や考え方が異なりますが、ユニバーサルデザインによるまちづくりには、すべての人が互いの特性や違いを認め合い、理解し合うことがなにより重要なのです。その意味で、ユニバーサルデザインは“ みんなをつなぐデザイン” と言えるのです。
バリアフリーからユニバーサルデザインへ
バリアフリーは、社会に存在するさまざまな障壁( バリア) を取り除いていこうとする考え方で、施設の改善をはじめとして、高齢者や障害者などの社会参加に大きな役割を果たしています。
こうした取り組みを背景として、1990年代に入り注目されるようになった比較的新しい概念がユニバーサルデザインです。はじめから幅広い人々を想定して計画・実施していくことにより、障壁( バリア) を限りなく少なくしていこうという考え方です。
このように、バリアフリーもユニバーサルデザインも、高齢者や障害者をはじめ、誰もが参加しやすく、暮らしやすい社会を創っていこうとする点で、めざす方向は同じです。
ユニバーサルデザインの考え方を、まちづくりや施設、製品、環境、サービスなどに取り入れていくための源泉として、“ 心のユニバーサルデザイン” をすべての人の心のなかに育んでいくことが最も重要なのです。
こうした考え方に基づき、“ 心のユニバーサルデザイン” を基本理念として、本町の『ユニバーサルデザイン推進計画』は策定されました。
更新日:2024年02月22日