校長室だより

更新日:2025年07月17日

あいさつ運動~中学校の子どもたちに感謝~

「おはようございます!」

とても元気な声が校門に響き渡っています。7月に入り、あいさつ運動が活発になりました。中学生が第二小学校の玄関で小学生の登校を迎えてくれます。あいさつ運動に自主的に参加してくる小学生の姿もありました。地域の方も子どもたちの挨拶に元気をもらいます。

小学生の子どもたちにとって、中学生たちは、憧れの存在であり、目標になる存在でもあります。爽やかな挨拶は、校風として受け継がれていくこととでしょう。

コミュニティ・スクール導入~須恵東中学校区学校運営協議会~

本校の学校運営協議会には、いきいきコミュニティ、PTA、区長、社会教育委員、生活規範指導員、おやじの会、大学教授等様々な立場の方に委員として参画して頂いています。学校・家庭・地域との連携協働を通して、地域総がかりで将来を担う、子どもたちの育成を目指します。

本年度から須恵町にコミュニティ・スクールが導入されました。須恵第二小学校は、須恵東中学校と合同で学校運営協議会を設置し、地域ぐるみで義務教育9年間の学びを支える仕組みを構築し、児童生徒の健やかな成長、豊かな学びの創造や地域とともにある学校づくりにむけて、熟議や協働を図っていきます。

6月に行われた第1回学校運営協議会では、「15の春を迎えた子供の姿とは?」をテーマに熟議を行いました。

コミュニティ・スクールとは、学校運営協議会を設置された学校をさします。地域住民や保護者などが学校運営に参画する仕組みです。

福岡県重点課題研究指定を受けて

「全国学力学習状況調査から分析するウェルビーイング」(文部科学省)

 

本研究では、総合的な学習の時間や生活科などの学習活動の中において地域や社会とつながりながら、自他の幸せや生きがいを感じる活動を展開していくことで、主体的に地域のもの・ひと・こと・思いに関わっていくことができる子どもを育んでいきたいと考えています。

本校は、令和7・8・9年度福岡県重点課題研究指定を受けました。

テーマは「児童生徒のウェルビーイングが向上する教育課程の編成と支援の充実」です。

文部科学省が示すウェルビーイングとは、「身体的・精神的・社会的に良い状態にあること」を指します。短期的な幸福だけでなく、生きがいや人生の意義など、将来にわたる持続的な幸福を含む概念とされています。一言で表現するならば、「我も人も幸せ」ということになるかと思います。

本校の全国学力・学習状況調査の結果によると「自分にはよいところがあると思いますか」「学校に行くのは楽しいと思いますか」「人の役に立つ人間になりたいと思いますか」「地域や社会をよくするために何かしてみたいと思いますか」という質問項目はいずれも福岡県の平均を下回っていました。

「校長室だより」を開設しました

「あいさつ日本一」を掲げる学校です

須恵第二小学校のスローガン、「もっとつながり、みんな笑顔で!」。キーワードは、「つながり」と「笑顔」です。

「つながり」とは、子ども、教師、保護者、地域が信頼関係を築くことだと考えています。本校はこれまでも、コミュニティと協働しながら教育活動を行ったり、PTAと連携しながら、社会教育や家庭教育を支援する活動を行ってきました。赴任してからその絆の強さを実感しているところです。

これからも、この4者のつながりが拡充する活動を展開し、地域とともにある学校づくりをしていきたいと思っています。

 

この記事に関するお問い合わせ先

須恵第二小学校

〒811-2112
福岡県糟屋郡須恵町大字植木260番地の5
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