令和3年12月議会 県道筑紫野古賀線須恵中央交差点改良工事について （町長報告2）

県道筑紫野古賀線道路改良事業について、ご報告をさせていただきます。

県道筑紫野古賀線の道路改良事業の現在の状況は、宇美町境の新原工業団地入口から須恵中央交差点までの区間において、道路拡幅に必要な用地買収が着々と進められております。また、須恵中央交差点から甲植木の平原交差点までの区間につきましては、道路詳細設計並びに用地測量が令和4年度に完了予定です。

そのような中で、県道拡幅に伴う須恵中央交差点につきましては、交差点改良工事に必要な用地のうち主要な部分の用地が令和2年度に取得が終了したため、町としましては、須恵中央交差点の改良工事を県の道路拡幅計画の順序を前倒しして喫緊に工事着手ができないものかと、今年8月に福岡県県土整備部へ緊急整備要望致しました。

皆さんもご存知のとおり、須恵中央駅前は、慢性的な交通渋滞によって、救急車等の緊急車両の走行への支障や地域住民の生活環境の悪化さらに利用者の円滑な交通の阻害など、利用者に対し大変 ご不便をおかけしております。このような現状課題を県庁職員ならびに吉松前県議会議長をはじめ自民党県議団の皆様にご理解をいただき、令和3年11月から、道路拡幅部分について工事着手のためのボーリング調査を実施中であり、なお須恵中央交差点改良工事には令和4年1月に着手して頂くことになりました。ボーリング調査後は、地盤改良工事、擁壁設置工事そして舗装工事へと進み、信号機や道路照明灯が新設置され、令和5年度の完成を目指しております。

須恵中央交差点改良工事が完了しますと、筑紫野古賀線には、右折レーン、直進レーン、左折レーンの3車線が双方に、須恵中央駅から役場方面に向かっての県道志免須恵線も右折レーン、直進レーン、左折レーンの3車線が整備されます。

町と致しましては、念願の慢性渋滞の緩和対策でございます。引き続き、県の円滑な事業促進ができるよう全面的な協力体制を確立し、対処する所存であります。

なお、引き続き、宇美町側からも必要な用地取得が完了次第、工事発注予定であります。いよいよ本格的な拡幅工事が進んで参りますので、町民皆さまのご理解、ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。