須恵町の自然

更新日:2021年10月29日

若杉山

 須恵町と篠栗町にまたがり、海抜678メートルの山勢はほとんど垂直に近く、樹齢数百年と言われる老杉が高く茂り、蒼々たる森林美を形成しています。

木々で生い茂り緑豊かな若杉山の写真

岳城山(竹城山)

 若杉山の西側に位置し、海抜は382メートルです。この山は、今から約1350年前、時の斉明天皇が国家安泰の祈願をして山の中腹に大鳥居を建設されたことから高鳥居と言われるようになり、以降は高鳥居山と呼ばれましたが、山頂に城が築かれ竹が生い茂り、竹城山の名前が起こったと言われています。

 また、この山は、戦国時代の古城跡で、幾多の史実・伝説が残されています。

高鳥居城は永仁元年(西暦1293年)、この地方の地頭によって山頂に築城されました。天正14年(西暦1587年)筑後の星野兄弟が守っていましたが、大友方の立花勢によって攻められて炎上し落城しました。現在は、城の面影は何ひとつ残っていません。史実を伝える石碑が山頂近くに上須恵区民の有志の手で建てられました。

高鳥居城跡と書かれた石碑の写真

須恵川

 町の中央部を貫流しており、最大幅員は16.7メートル、町内延長は6,514メートルの2級河川です。源流は宇美町ツムリ谷で、粕屋町を経由して福岡市東区原田で宇美川と合流します。須恵川の上流には川の流れを利用した流水プールがある水辺公園 が整備され、町民の憩いの場所として利用されています。

昭和28年(西暦1953年)、昭和38年(西暦1963年)、昭和48年(西暦1973年)と3度の豪雨災害が起こりました。

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