帯状疱疹について

更新日:2025年05月14日

帯状疱疹とは?

帯状疱疹は、水ぼうそうと同じ「水痘(水ぼうそう)・帯状疱疹ウイルス」によっておこる皮膚の疾患です。子どもの頃にかかった水ぼうそうのウイルスは、水ぼうそうが治った後も症状を出さない状態で潜伏しています。加齢や疲労によって免疫力が低下した時などに帯状疱疹を発症します。また、一度、帯状疱疹になった人でも、体の免疫力が低下すると再びなる可能性があります。

症状

水ぶくれを伴う赤みや発疹が、皮膚に広がる神経に沿って帯状に現れます。はじめはピリピリ、チクチクした痛みが続くことがあり、3か月以上続く痛みは帯状疱疹後神経痛と呼ばれます。

治療

治療の中心は、ウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬です。発疹が出てから72時間以内に飲み始めることが望ましいといわれていますので、痒みや痛みの後に水疱が出現した時は、できるだけ早く受診しましょう。

予防

予防としては、できるだけ健康的な生活習慣を保つことが大切です。食事のバランスに気をつけ、適度な運動と十分な睡眠を心がけましょう。さらに、50歳以上の方は、ワクチンを接種することで、発症予防、重症化予防が期待できるとされています。
予防接種については、年度内に65歳を迎えられる高齢者の方などを対象に、高齢者帯状疱疹ワクチン定期接種を行っています。また、須恵町では50歳以上の方(高齢者帯状疱疹ワクチン定期接種対象者は除く)を対象に帯状疱疹ワクチン接種費用の助成事業を行っています。予防接種をご希望の方は、須恵町のホームページにて、詳細をご確認ください。

この記事に関するお問い合わせ先

健康増進課(予防接種)

〒811-2193
福岡県糟屋郡須恵町大字須恵771番地
電話番号:092-932-1151(内線175)
ファックス番号:092-933-6626

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